4月6日、念願のアメリカ合衆国に到着しました。

シカゴからロサンゼルスに向けてルート66を走るため。

と言っても僕は運転免許証を持ってきていないので、運転は他の皆さんにお任せすることになります。

相変わらず使えない人間やな、俺(笑)

アメリカ横断のメンバーは僕を含めて6人。

まずはフィリピン・セブ島の英会話スクール「cross road」の同窓生のけんさん。

そのけんさんと、チリの日本人宿「汐見荘」に同宿していたときに出会ったさきちゃん、みさちゃんの二人組。

その2人がネットでしりあったというみさきちゃんとさりなちゃん。

ただこのパーティ、のっけから体調不良者が続出し、次から次へと病院送りに。

シカゴでレンタルした6人乗りのDodgeには当初から暗雲が立ち込めていました。

そして一週間経過した今日、下痢と嘔吐でこの僕が離脱、ということになりました。

そんな訳で、ホワイトサンズに向けてみんなが出発した後のニューメキシコ州アルバカーキのホテルで今このブログを書いています。

これまで体調不良で緊急受診に至ったのは僕を除いて3人。

溶連菌、インフルエンザ…うち2人は一旦戦線を離脱し、回復し次第合流ということで、今日がその日に当たるわけですが、次は僕がダウンという訳です。

これからグランドキャニオンやザ・ウェーブなどの見どころ満載のいわゆる「ゴールデンサークル」に向かうというときに僕を襲った体調不良。

まぁ悔やんでも始まらないし、誰を恨むこともできない。
ただただ、自分のこの「間の悪さ」というか「ついて無さ」を呪うばかりです。

でも、ここまで本当に楽しかったな。

今は辛いですけど、クロスロードに留学して、素晴らしい仲間と出逢って、こうして旅に出ることができて、本当に良かった。心からそう思っています。

旅中にも、本当に素敵な方達との数多くの出会いがありました。
僕にとっては南極の息を飲むような雪と氷の世界や、ウユニ塩湖を真っ赤に染め上げる夕日よりも、この旅を彩ってくれた旅人との素敵な出会いが、なによりも大切な宝物です。

出会ってくれた皆さん本当にありがとうございました!

もちろん、いいことばかりではありませんでした。

とくに南米で、親友のかっちゃんとゆうこちゃんにずっと会えなかったことは本当に淋しかった。

2人は一生の友達だって思っていただけに、なんだか喪失感もものすごくて、立ち直るのには今しばらく時間がかかりそうです。

旅ってよく自分探しに例えられますけど、それってまだ見ぬ自分に出会うことを意味している訳ではなくて、少なくとも僕にとってはよく知っている自分の、それも嫌な性質に改めて直面せざるを得ないものであったように思います。

それは旅が持つどこか完美で非日常的なイメージとはおそらく正反対のところにあるものです。

アルバカーキは今日も恨めしいくらいいいお天気です。

この青空と薄暗いホテルの部屋。アメリカ横断っていう最高のシチュエーションと、ベッドに横たわってそこから離脱しつつある自分。

このイメージがなんだか自分がこれまで歩んで来た人生とぴたっと重なるような気がして、ちょっと可笑しいです。

40歳で社会からドロップアウトした自分。
会社に馴染めなくて、いつも所在無く1人で過ごしていた自分。

この青空やホテルの薄暗さが象徴しているものが僕の人生には山ほどあって、
その一つ一つを思い出しながら臥せる病床に、これまではもちろんこれからの生き方もまた、見えてくるような気がしています。

最近は失敗談の記事ばかり。

それはそれで楽しんで読んでもらえているのは純粋に嬉しいんですが、
ただ願わくは…もっと楽しい思い出でこのブログや旅そのものを満たしたかったなって思います。

人生を満ち足りた思い出で歩んでいきたいのと同じように。



とりあえず今は回復に努めます!

おすぎです。


アメリカに入国するのに必要なのはESTAだけやと思ってました。まさか出国のチケットが必要とは…。


クスコの空港のチェックインカウンターで指摘されて、急いでLAから一番安いメキシコのチケットを取ってホッとしたのもつかの間、「ただしメキシコ・カナダおよびカリブ海諸国は除く」と。


んー。


この日、クスコは雷を伴って雨が強く降る空模様で、全体的に飛行機の離発着が遅れてはいたものの、飛行機の離陸の時間が迫ってくる…。


スカイスキャナーでメキシコ行きの便のチケットを購入してホッとしたところに「メキシコはダメ」のこの不意打ち。


ここで完全に冷静さを失ってしまい、慌ててコロンビア行きのチケットを取っていたら何となんと、飛行機はすでに離陸してしまってました。


空港職員に事情を説明してゲートから出させてもらい、ベルビアン航空のカウンターへ。

別の飛行機に振り替えてくれるとは言うものの、目的地への到着は明後日。これでは待ち合わせに間に合いません。


仕方ない、正規の金額を払って別の航空会社(LATAM航空)の最終便でリマへ。ベルビアン航空830便と一緒に238ドルが飛んで行きました…💵


LATAMのチケットカウンターに並んでいるときに、しきりに声をかけてくる酒臭いにいちゃんがいて、リマ行きの航空券120ドル、と。


実際欠航が相次いだこの日、このにいちゃんから航空券を購入している現地人も結構いましたが、僕はやはりこの人にパスポートを見せたりすることにどうしても抵抗があって、結局倍近いお金を払ってリマ行きの最終便に。


リマに到着し、先に乗って運ばれているであろうバックパックをピックアップして、サンサルバドル行きの便のチェックインをしようと先の航空会社を訪れます。


ベルビアン航空のオフィスにたどり着き、荷物の在り処を尋ねたところ、「持ち主が塔乗しなかった場合、荷物は元の空港で降ろされます」と。


そうなん…。

知らんかった…。


てっきり荷物だけ飛んでるもんやと思ってた。


ベルビアン航空のアミーゴいわく、セキュリティ上の関係で、持ち主不在の荷物は空輸しない、と。


荷物を追いかけて急いでリマまで来たつもりが、僕のバックパックはまだクスコだったんですね。


うーん。


そんな訳で、明後日に届くはずの僕のバックパックをどうするか、ベルビアン航空のアミーゴ2人と色々交渉してました。


結果、宿泊先に送ってもらえることに。送料は無料。


この時ほどほど「セブに語学留学しといてよかった」と思ったことはありません。


ありがとうございます✨


ただ、一番大切なのは、こう言う事態に陥らないように事前に下調べをきちんとして、余裕を持って行動すること…


って何回自分に言い聞かせたら、俺できるようになるんやろう。

ホント40超えてからの自分はいろいろどんくさくなってて本当に嫌になります。


実は先日ボリビアのイミグレで出国カードを紛失していることに気づき、危うくペルーにこれなさそうになったところ。


今日も国際線の塔乗で大きなミスをしてしまった。

国際線でなんらかのミスを犯す確率は実に6割以上に達します。(8分の5)


特にここ数日は、バッパーの鍵を紛失したりなど、集中を欠いた、ちょっとひどい状態が続いてます。


英語の大切さを痛感したのと同時に、「おれ世界一周向いてないな」と今日ほど思った日もありませんでした。


シカゴのイミグレでは、結局帰りの航空券の話なんかはつゆほども出せんでした。


ただひたすら、三週間程度のアメリカ滞在で何をするのか?を聞かれました。

慌てて航空券を取る必要はなかった、という訳です。


実は以前、アルゼンチン入国の際にも出国チケットが必要、っていう情報をゲットして、慌てて用意したものの(あの時はチリ行きのチケットを買った)結局なんのお咎めもないどころか、税関申告書すら必要なくて拍子抜けしたことがありましたが、今回もほぼ同じパターンとなりました。


また、先日クスコ行きの航空券を購入する際に「姓と名を入力し間違えて無効な航空券を購入する」という失敗もやらかしていて、この1ヶ月で実に10万円近い無駄な出費をしています。


それはさておき2017年4月6日、飛行機は無事シカゴのオヘア国際空港に到着。念願の人生初USA上陸を果たします。


が、その感慨に浸る間も無くペルビアン航空の職員と昨日の荷物の送付先に関する続きの交渉。

結果「配送はシカゴ市内に限ること、それが無理なら自分で取りに来ること」となりました。


何はともあれ、とりあえずこちらまで荷物を運んでもらえることになって良かったです。


1人で旅していると、こういう失敗や悔しい経験も全部1人で引き受けて悔しい思いをしたり、怒ったりしないといけないから苦しいです。


やっぱりどこか、旅は人生に似ているなって思います。


まぁ人生における様々な出来事や営みそのものが、人生に似ているのかも知れないけれど。


旅に出るまでは、1人で生きていくことにある程度の覚悟と、涼しい諦念のようなものを感じていましたが…



一緒に同じ道を歩いていけるバディがいる人が本当に羨ましい。


シカゴの空に沈んでいく太陽を見ながら1人途方に暮れていたのでした。 


おすぎです。

世界一周7カ国目はペルー。クスコに到着しました。
マチュピチュ遺跡の玄関口であるクスコ。マチュピチュ以外にもたくさんの観光地へのツアーの拠点となる街です。
セントロは観光地化されていて清潔。治安も良くて。久しぶりにリラックスして街歩きすることができました。
ここで、セブの旅人が集まる英会話学校クロスロードで一緒だったみずほさんと偶然の再会を果たします。
みずほさんはメキシコから南米を南下。僕は北上。

お互いこれから向かおうとする国や地域の情報を持っているので有意義な邂逅となるだろう…という期待は何処へやら。
正直、あまり旅の話ってしませんでした。

どちらかというと、将来のこととかこれまでのことなど、日本にいてもできるような話が中心だったような。

こういう抽象的なトピックの話って、ある程度リラックスできる関係の人としかできませんけど、旅先で、ましてや南米でとなるとそうそうそんな相手が見つかることはありません。

そんな訳で、どうやら話の内容よりも会話そのものを楽しんでいたような気がします。

この交歓的なコミュニケーションを通じて、
お互い一人ぼっちで南米を旅してきた同志というか、
なんとも言えない連帯感を感じたのは僕だけでしょうか?

言葉もわからない、文化も違う。

そんなところを1人で旅することの精神的なしんどさは、同じ体験をした人にしかわからないものがあると思います。

「誰かと一緒に旅してる人、ほんと羨ましいねー」

心の底から絞り出すようにそういった、みずほさんの横顔がちょっと忘れられません。

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